2018/10/26 08:51

 

そもそもタティングレースって、というお話。


起源はレース編みとしてはイタリアだとか、技法としてはエジプトだとか色々言われていて厳密には分からないようですが、ヨーロッパの貴族を中心に広まっていったそうです。

日本では戦前から編まれていたのですが、最もメジャーになったのはここ数年のことで、今では100円ショップでもシャトルという編み道具が販売されるほど人気になりました。

結び目のような編み目を並べて、線を作りその線で絵を描いていくような、ラインの美しい繊細なレースです。

 

 


通常のレース糸で編む場合はシャトルだけで編めますが、私のレースは糸が細く型崩れしやすいので、頭の小さなかぎ針やニコちゃんマークの待針を使用しています。アクセサリー作りや額入れ等は、ミニチュア作家さん同様にピンセットで作業します。


レース糸のタティングレースは洋服に縫いつけたりしてもかわいいですし、当店商品は繊細な造りですので、くるみボタンに貼りつけてヘアゴムとして仕立てると、毎日の髪のアクセントとしてもお洒落になります。


ご自分で編むのは難しいなという方は、お気軽にお問い合わせください。

糸アート作家 noA