2018/11/09 12:05
先日、そもそもタティングレースってというお話を書かせていただきました。今日は私noAのタティングレースのお話。
始まりは独学でしたが、どうしても上手くいかなかったので、お教室に通うようになりました。基礎からきっちりお教えいただいて、数年後に先生が『もう編めるから人に教えていいよ、卒業ね』と笑っておられました。
先生に教わっている頃から、家では実は勝手にミシン糸で編んだり、独自の技法を作ったりしていました。画像の、通常のレース糸#40番のモチーフは直径5センチで、noA作品は直径1.5センチです。
私の作品の根本には『光とか空気とか色気とか、なんだか色々、目には見えないエネルギーっぽいもので、この世の美しさは出来ている』という想いがあります。
朝、道端の葉っぱが柔らかい光を浴びて、光合成を始めたときに放出されていく酸素や水分。
カフェのお姉さんの笑顔の輝きから溢れた元気。
人が、美しいと感じたとき、きっとそこには何か見えないエネルギーみたいなものが漂ってていると思うのです。それを小さなレースに込めています。
これは何のレースかなと思って見ていただけたら、また違う楽しみ方も出来ると思います。
とても柔らかくて軽いので、コーティングしていただければ、ピアスとしても楽しんでいただけます。
糸アート作家 noA