2018/11/16 07:02

私は『精神』とか『心』に踏み込むお話は、あんまり好きではありません。でも、暮らしを楽しくしたいとか、趣味をもちたいんですって方のヒントになればいいなというお話です。

子供の頃から編み物を断続的にはしていましたが、今のように毎日編み続けるようになったのは、仕事が忙しくて会社と家の往復になっていて、何か趣味を持ちたいなと思ったことが、きっかけです。なんだか日々の暮らしが、つまらなかったんですね(笑)




いざ本を買ってかぎ針編みを始めてみると、これがとても楽しくてストレス解消になることに気がつきました。ひと目ひと目刻むリズムと、手を動かす心地よさ、毛糸の柔らかい感触や色の鮮やかさ、そして何より『出来上がる』楽しさ。

多くのニッターさん(編み物をする人)が共感されますし、編み物セラピーという言葉もあって、アメリカの医療センターでは、実際に患者さんに編み物を薦めています。

編み物に限らず、何かに没頭することで嫌なことを忘れられたりしますし、単調なリズムを刻むことで、心のリズムも整えられます。ハンドスピナーや、つい梱包のプチプチをつぶしちゃう気持ちと同じですね。



画像は、先日教えてもらった曼荼羅風のかぎ針編みです。曼荼羅も心の平穏に効果があるのだとかで、最近流行っていますよね。興味のある方は、福岡天神の編み物の先生をご紹介します。私のミニチュア タティングレースもご覧いただけたら幸いです。ご自身で編まれなくても、飾っていただくだけでも癒されたら良いなと思って編んでいます。

糸アート作家 noA