2019/01/07 08:23
明けましておめでとうござます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。たくさんの人が幸せな一年になってほしいと願っています。
今年は6月の赤redがテーマの展覧会に出品しようかと思っていますので、ちょっと赤いレースが多くなるかもしれません。すでに多くなっているのはさておき(笑)
さて、お正月って、おせち料理の一品々々に意味があったり、御屠蘇(おとそ)を飲んだり、一年で一番昔からの伝統を感じやすい日々だと思いませんか。
中でも、私は様々なお正月飾りが好きで、門松はあまり見かけなくなりましたが、それでも注連縄飾りは結構みなさん飾っておられるので、ついつい立ち止まって眺めて不審者みたいになっています。そういえば、車の注連縄飾りも見かけなくなりましたね。
注連縄飾りも色々意味はあるのですが、中でも最近アクセサリーとしても注目されている水引は、「結ぶ」という意味でとっても親近感があります。
タティングレースはレース編みなので、以前は「編む」という表現を多用されてきましたが、その技法から最近の本では「結う」という表現をされるものもあります。
人と人とを結びつけることや、引けば引くほど固く結ばれる意味があるという水引。タティングレースにもそんな気持ちを込めて編めたらいいなと思っています。
今年も小さな世界で楽しく悪戦苦闘しながら、少しずつ素敵なミニチュア タティングレースを製作できたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
糸アート作家 noA